HHD’s blog

線路のある風景

「線路のある風景」を再出版しました

昨年出版した「線路のある風景(総集編)」を表紙ならびに本文を修正して「線路のある風景」の書名で再出版しました。(アマゾンキンドル本の表紙)

加賀笠間駅

北陸線の加賀笠間駅に行ってきました。36年前に訪れたときは真冬で、あたりは白一色の雪景色でしたが、今回は真夏で同じ駅とは思えませんでした。 (2022年7月撮影) (1986年1月撮影)

丸ポストと公衆電話

(姫新線佐用駅前) 今では珍しくなった丸ポストと公衆電話の横並びの風景です。昭和の時代の駅前では当たり前の風景でしたが、今では田舎に行かないと見れなくなりました。

「わたし」と「あたし」

私は、竹内まりやと中島みゆきの曲が好きなのだが、その時の気分によって聴き分けている。気分が落ち込んだ時は中島みゆき、気持ちが安定しているときは竹内まりやの曲を聴いている。今年に入ってからは、在宅透析から施設透析に移行せざるを得なくなり、死…

美作土居駅

姫新線の美作土居駅に行ってきました。姫路から津山までの直通列車がなく、播磨新宮、佐用と2回乗り換えました。目的地の美作土居駅には11時21分に着きました。帰りの佐用行の列車まで1時間半以上あるため駅周辺を散策しました。何もないだろうと思っ…

「駅再訪3」を電子書籍キンドルで出版しました

今回は、「周防花岡」「美濃赤坂」「因幡船岡」「讃岐相生」「丹後神崎」の5つの駅への再訪の旅の記録を綴りました。国鉄時代とあまり変わっていない駅も多く懐かしい気持ちになりました。又、昔のほろ苦い思い出がよみがえった旅もありました。(Amazonキン…

丹後神崎駅

京都丹後鉄道の丹後神崎駅に行ってきました。駅から歩いて由良川橋梁を見に行きました。列車の窓から久しぶりに見た日本海は青くてきれいでした。 (由良川橋梁)

プラスティック・ラブ

施設での透析は退屈で苦痛な時間となる。有料のテレビはあるが地上波放送しか見れないので、私はキンドルの端末で映画をみて時間をやり過ごしている。もともと映画をみる習慣はなかったのだが、見始めると面白い作品と出会うことがある。私は透析日には必ず…

讃岐相生駅

香川県の東の端にある高徳線の讃岐相生駅に行ってきました。一つ手前の引田駅から約3㎞を歩きました。讃岐相生駅は私が訪れた国鉄時代とあまり変わっていないように感じました。無人の駅舎でコンビニで買ったおにぎりを食べました。私が乗った13時4分発の…

唇をかみしめて

中島みゆきの歌声に勇気をもらって施設での辛い透析を何とかやり過ごしているが、私の精神状態もそろそろ限界になりつつある。去年の12月に臓器移植ネットワークの移植希望病院から、移植手術の順位が4位になっているとの連絡があった。1位と2位の人が移…

因幡船岡駅

鳥取県を走る若桜鉄道の因幡船岡駅へ行ってきました。郡家(こおげ)駅で降りて歩きました。あつくも寒くもない絶好のコンディションのなか、30分程度で目的地の因幡船岡駅に着きました。前回訪れたのは国鉄時代でしたが、駅はその当時と変わっていませんで…

エンディングノート

60歳を迎えたのをきっかけに、私はエンディングノートを書き始めた。一度書いても気持ちの変化があるので、何度も書き直してきた。葬儀などしてもらわなくても良いが、家族だけで見送ってもらえたらうれしい。そして私を見送ってくれるだろう息子にメッセ…

有馬温泉に行ってきました

県民割引を利用して有馬温泉に泊まってきました。自宅から1時間以内で行けるので移動が楽でした。遠くに行くばかりが旅ではないことを実感しました。神戸市内では散ってしまった桜でしたが、有馬ではまだ咲いていました。 (神戸電鉄有馬温泉駅前通り)

ファイト!

中島みゆきの「ファイト!」はファンになる前から知っていたが、テレビのCMで流れていたサビの部分だけだった。中島みゆきのファンになってから曲を全部聴いておどろいた。まったく想像もしていない歌詞からこの曲は始まっていた。♪ あたし中卒やからね 仕事…

美濃赤坂駅

岐阜県の大垣駅からわずか5㎞の東海道線の支線である美濃赤坂駅へ行ってきました。大垣駅の3番線ホームで待っていたのですが、発車時間が迫っているのになかなか列車が入線してきません。おかしいなと思ってホームの西側を見ると、3番線には違いがないの…

泣きたい夜に

施設での透析は辛い。私は施設での透析は仕事であると割り切って通っているが、はっきり言って仕事の方が楽だと思う。在宅血液透析から施設での透析になってからまだ2ケ月しか経っていないが、多分私が慣れることはないだろう。 去年の12月に臓器移植ネット…

周防花岡駅

春の陽気に誘われて36年ぶりに岩徳線の周防花岡駅へ行ってきました。徳山駅から乗ったのは懐かしい国鉄時代から走っているキハ40でした。周防花岡駅には11時25分に到着。次の徳山行の列車は1時間後だったので、次の生野屋(いくのや)駅まで、あたたかな日差…

飯田線と中島みゆき

私が大好きな鉄道紀行作家の宮脇俊三の著作である「旅の終わりは個室寝台車」の中で、中島みゆきが登場する箇所があったことを思い出して読み返してみた。飯田線を各駅停車で全線完乗する旅の中で、編集者で同行者の藍君が中島みゆきのファンで、宮脇先生に…

バースデーカード

この歳になると誕生日は嬉しくないのですが、バースデーカードをもらうのは悪い気はしません。中島みゆきのファンクラブ「なみふく」では会員全員に誕生月にバースデーカードが送られてきます。私は今年の1月に入会したので今回が初めてとなりました。みゆ…

風の笛

人はだれしも自分の気持ちをすべて言葉に吐き出すことは出来ない。子供の頃は何を言っても許されても、大人になるとどうしても言葉を選んでしまう。ほんとうに言いたいことが言えない。この生きづらさを真正面から受け止めてくれた曲が中島みゆきの「風の笛…

倒木の敗者復活戦

♪ 踏み倒されたら 踏みにじられたら 答えはそこ止まりだろうか 光へ翔び去る翼の羽音を 地べたで聞きながら 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦 ♪ 去年の暮、夜の11時前に大学病院から電話があった。今回、腎臓の移植…

♪ 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす糸は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合せと呼びます ♪ 人と人との出逢いはほんとうに不思議なものだと思うことがある。特に人生を共に生きるパー…

ホームにて

♪ 振り向けば 空色の汽車は いま ドアが閉まりかけて 灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う ふるさとは 走り続けた ホームの果て 叩き続けた 窓ガラスの果て そして 手のひらに残るのは 白い煙と乗車券 ♪ 施設透析に変更になってからは苦痛な事の方が圧倒的…

ファィト!

私は50歳を過ぎた頃に学びに対する意欲が急速に湧き上がってきて、地元の大学の大学院の社会人入試を受ける決意をした。入試科目は「論述試験」と「口頭試問」の2つだった。私の研究テーマは「在宅血液透析患者のQOL(生活の質)について」だった。自分の透…

Nobody Is Right

施設透析には色々な患者がいる。透析時間中ほとんど寝て過ごす人。テレビを見て過ごす人。人それぞれだけれどもみんな大人しく4~6時間と言った長くて苦痛な透析時間をそれぞれのやり方で過ごしている。私もスマホでユーチューブの動画をみたり、中島みゆ…

荒野より

辛い施設透析の苦痛から救ってくれたのは中島みゆきの曲だった。施設での透析中に見た「荒野より」のミュージックビデオの映像に私は引き込まれてしまった。映像の冒頭で母親から息子に「お父さんが死んじゃった」との電話が入った。衝撃の導入から過去の父…

「駅再訪2」を出版しました

旧国名の付く駅を再訪する旅を綴った「駅再訪2」をアマゾンキンドルで出版しました。今回はコロナ禍の影響で、近場の駅が中心になりましたが、鉄道だけでなく昔に私とかかわった人との記憶がよみがえり、文章に綴ることができました。コロナ前の普通の日常…

山城青谷駅

39年ぶりに奈良線の山城青谷駅を訪れました。駅舎は昔の木造から都市郊外型のものに変わっていました。私も24歳の青年から還暦を過ぎた老人になってしまいました。時の流れの速さにただ驚くばかりです。 (2021年11月) (1982年12月)

「稲佐の浜」を出版しました

半年ぶりに電子書籍本(アマゾンキンドル)を出しました。今回は竹内まりやの「いのちの歌」のミュージックビデオに登場する出雲大社近くの稲佐の浜への旅を綴りました。竹内まりやの生家の「竹野屋旅館」に宿泊し翌朝、神迎えの道を歩いて稲佐の浜へ行きま…

ケメ子の歌

私は父の転勤の都合で小学校時代を四国の高松で暮らした。高松の社宅の最寄り駅としては、国鉄高徳線の栗林駅と高松琴平電気鉄道の栗林公園駅があったが、国鉄線は松山や高知等の比較的遠地に行くときに乗るものであり、日常生活では圧倒的に高松琴平電気鉄…