HHD’s blog

線路のある風景

美濃赤坂駅

 岐阜県大垣駅からわずか5㎞の東海道線の支線である美濃赤坂駅へ行ってきました。大垣駅の3番線ホームで待っていたのですが、発車時間が迫っているのになかなか列車が入線してきません。おかしいなと思ってホームの西側を見ると、3番線には違いがないのですが西端の切れ込み部分に2両編成の美濃赤坂行の電車が止まっていました。いわゆる盲腸線なので折り返し運行になっているので予想はできたはずなのに、まったく気が付きませんでした。あわてて電車に乗り込むとほどなく発車。あやうく乗り損ねるところでした。還暦を過ぎてからこのような初歩的なミスをよくするようになりました。

 電車はわずか7分で終点の美濃赤坂駅に到着。ワンマン運転なので女性運転士に切符を渡して駅を出ました。この駅はICカードを使えないばかりか切符の自動販売機もありませんでした。駅前では駅構内や駅舎の写真を撮っているおばさんがいました。鉄道マニアはどちらかというと男のイメージが強いのですが、このようなおばさんの愛好家もいることはネットでみたことはありましたが、実物をみたのは初めてでした。このおばさんと私を含めて5~6人の乗客を乗せた電車は到着後わずか13分で大垣行となって発車。美濃赤坂支線の旅はあっけなく終わりました。