HHD’s blog

線路のある風景

高石ともやとザ・ナターシャセブン

 京都で高校時代を送った私は、近畿放送の深夜ラジオ番組「ズバリリクエスト」の熱心なリスナーでした。もう50年近く前のことですが、番組のパーソナリティだった、高石ともやとザ・ナターシャセブンの曲には大いに影響を受けました。「春を待つ少女」や「陽気に行こう」などの曲はネットで検索できるのですが、調べてもわからない曲があります。私の記憶もあいまいなのですが、次のような歌詞だったように思います。

♪ 彼を待ちながら 今年も暮れます
  幸せ知らずに 死んでゆくのかしら
 ♪

 これだけしか覚えていないのですが、どなたかご存じの方いらっしゃいませんでしょうか。なぜこの曲が気になるのかは、自分の今の境遇に重ね合わせているからだと思います。臓器移植ネットワークに登録して来年で20年になります。けれども腎臓移植手術を受けることはできていません。今年も師走になり、また移植を受けることが出来ずに年が暮れていくのか、このまま死ぬまで透析を続けていかなければならないのか。やるせない気持ちのまま今年も過ぎ去っていきそうです。