HHD’s blog

線路のある風景

旧国名の付く駅を訪ねる旅(備後落合駅→出雲坂根駅)

備後落合駅出雲坂根駅 

 

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備後落合駅ホ-ムに停車中の気動車

 

 せっかくのゴールデンウイークの休日であったので無理をして出かけた記憶がある。というのも1週間ほど前に、体調を崩して血尿がでた。幸い血尿はすぐに止まったので体調はあまりすぐれなかったが出かけることにした。

 この旅は、芸備線備後落合駅から木次線出雲坂根駅までの約20㎞を歩く、比較的ハードな旅であった。何もない備後落合の駅を出て歩き始めたまでは良かったが、予想以上の距離と上り坂の続く道に少しバテ気味になった。それでも中国地方の国鉄で726mと最も標高の高い三井野原駅からの雄大な眺望をみると少し元気がでた。

 目的地の出雲坂根駅は3段式スイッチバックの駅として有名であった。駅のホームには延命の水が湧いていて、病み上がりの私は何度もこの水を飲んだ。出雲坂根からの単行気動車の乗客は私ひとりだった。私は雄大な3段式スイッチバックを貸し切り状態の列車で体験した。今から思うと何とも贅沢な旅であったと思う。

 

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(備後落合ー油木 を走るキハ52

 

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出雲坂根駅のホームにある延命の水)

 

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出雲坂根駅に入線する気動車

 

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1984年4月28日撮影)