HHD’s blog

線路のある風景

青春18きっぷ(春)

タンポポみたいに旅にでた。

 
 青春18きっぷのキャッチコピーをみるといつも旅に出たくなる。今年ももうすぐ春の発売が始まるようである。コロナ禍で旅に出る機会がめっきり減ってしまったが、やはり旅はしたい。

 私は在宅血液透析を始めて5年になるがこのところミスが多くなり、透析をするのが怖くなってきた。コロナ禍の今、自宅で透析ができるメリットは大きいがそれ以上に恐怖心が大きくなるようになってしまった。私が勝手につけた病名であるが「在宅透析うつ症」の状況に私は陥ってしまった。透析のことを考えると気分が沈んでしまい何もしたくない気分になる。こんな苦しいことを死ぬまで続けていかなければならないのかと考えると、死んだ方が楽なのではないかと時々思うようになった。とは言ってもまだ生に対する未練があるのは事実である。

 気分は優れないが鉄道の旅は魅力的である。青春18きっぷのキャッチコピーに誘われて、春を求めて日帰りの旅に出てみたい。列車に揺られて少しでも前向きな気分になれたらうれしい。


・学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。
・窓を開けると、列車の中まで春になった。
・ゆっくり行くから、巡り逢えるもの。
・一駅、一駅、春になっていきます。
・もうひとつ先の駅が見たい。

f:id:HHD:20210213125833j:plain