夏の休日を利用して訪れた。一つ手前の余呉駅でおりて、歩いて近江塩津駅を目指そうとしたが道がなく、諦めて余呉駅にもどり電車で到着した。初夏の湖北の青空がまぶしかったのは今でも記憶に残っている。
この日の夜は、私の従弟が勤務する会社の琵琶湖畔にある保養所に親戚一同が集まり一泊した。今は親戚一同が集まることはなくなってしまった。あの日の夜に集まったメンバーも私の父を含めて何人かはあちらの世界に旅立っていった。もう二度と戻らない遠い夏の思い出の旅。
(余呉湖の湖畔)
(近江塩津駅ホーム)
(1983年7月9日撮影)